proj-poverty 2022-02-06 MTG
アジェンダ
ゴールの再共有
新インクルーシブチャートを触ってみてのフィードバックを聞きたいyuiseki.icon
次回のSocial Hack Dayで何をやるのか考える
(できれば)インクルーシブチャートや防窮訓練の長期計画を考えてみる
新インクルーシブチャートを触ってみてのフィードバック
感想、コメント、質問、改善案など
yuiseki.iconの感想
実データを頂けたのもやる気が出た
「触れるデータ」というのが良い
自分でちょっと触ってみただけでも日本社会に関する様々な洞察が得られた
意図的に、触らないと何も起きないようにした
よって、他の人と同じ可視化がなされるとは限らないし、同じ感想になるとは限らない
まさに多様な視点
データや可視化に関する解説や解釈は加えたくない
どう操作したら興味深いですよとかも教えたくない
ユーザーに自分で触って可視化させて自分で解釈を考えさせる
既存の可視化との最大の違い
現状の曖昧な状態が良い気がしてきている
それぞれの円の、年齢も年収も、なんとなくぼんやりとしかわからない
妬む気とかぜんぜん起きない
逆に、自分ごととして考えられないというのはあるかもしれない
「ジャストミートさせない」というのと「自分ごととして考えさせる」は両立が難しい
「これ自分だ…」(metoo)ボタンは別にして考えたほうが良い気がしてきた 属性でフィルタリングするのも良い考えでは無い気がしてきた
100個しかサンプルがないので「性同一性障害」でフィルタリングしたら無になるだけ 「100個に+1で自分自身を加えられる」というのはどうだろうか?
ゲームのエディット機能のようですごくいいと思うKoichiro Shiratori.icon
+1Koichiro Shiratori.icon*10
自分ごととしては考えられなくても、多様な視点で社会を眺めるツールとしては、十分面白いものになりつつあるのでは
既に授業で使えそう
「これを30分間触ってみて、発見したことを5つ上げてください」みたいなワーク
+1Koichiro Shiratori.icon
スマホ対応は無理かも
スマホの画面が狭すぎて100個の円と軸を表示したらキツキツになってしまう…
スマホのためにだいぶ無理をしている
操作系が右下にあるのは、スマホユーザーを前提としているから
クリックやマウスオーバーを使っていないのも、スマホユーザーを想定しているから
→MVPとしては、PC向けに最適化していったほうが良いかも
PCですら画面解像度によって全然感覚が違いそう
furuhashi.icon多くの人に気軽に触ってもらうにはできたらスマホ対応したい…
1人を1つの丸で表現するのではなく、軸で分けた時のまとまりごとに大きな丸で表すとか?
最初は大きな丸だったのが、仕事している/していない で分けると人数比に応じてむにゅっと分かれるような
年齢等の連続指標も統計的には10歳刻みくらいの幅を持ったデータなら、世代ごとに離散的な丸にする?
集合体恐怖症の人も、大福が2つに分かれるようなエフェクトなら受け入れてもらえるかも
ペルソナに注目がいかなくなるので、まとまりをピンチインすると個々の丸が出てくるとかでもいいかも
データ構造については下の方で詳述しました
その他コメント
sexとgenderは違うyuiseki.icon
sex(生物学的性別)ですらもmaleとfemaleだけだと足りていない
XX, XY, XXY, XXXY, XXXXY, XXYY, ...
gender(社会的性別)は生物学的性別と同じとは限らない
こういう感じで、あまりにも特定のマイノリティの当事者として自分ごととして考えすぎると、全然前に進めなくなりそう
Koichiro Shiratori.iconの感想
最初の黒丸のメッセージ性が強く、よかった
操作法は触っているうちにわかった
横軸に連続変数も選べると、散布図になってより興味深い(今は性別と仕事のみ) たしかにそうですね、技術的には可能ですyuiseki.icon
問題点の洗い出し→まとめ(論文化→周知はできそう)
ペルソナデータを作る側としてはかなり正確さにこだわっていたが、むしろインクルーシブチャートは「絵本の挿絵」的に使うのが最も適切なのではないか
アピール力はかなりあると思うので、正確性だけにこだわるよりそこを活かすべき
チャートだけで完結する必要はない
簡単な説明テキストがあってよいし、出典へのリンクがあれば正確性はそれで済む(デジタルの強み)
名前と居住地があるだけで、どんな人なのか知りたくなった
100体のペルソナに事実に基づくライフストーリーがあるなら、結構斬新だと思う
多様性を感じる教材にはなるだろう
もし出来たら、直感として「すごい」「よくやったな」「見てみたい」とは思う
「だからなんなの」という反応もあるとも思う
いかに使い方をデザインするかが重要
どう使ってほしいか?
自発的に触って洞察を得られる人は少ない
触るキッカケ、モチベーションが必要
これで予習して(動く絵本的に)、サイト上のクイズに回答するなどもよいかもしれない
ネクストアクションが組み込まれているのはとてもいいと思う(「開発に協力」のリンク)
もっと開発に協力したくなるにはどうすればよいか?
ユーザーがしたいのは開発だけでないかも? プロジェクトの間口が広いといい気がした
→何がユーザーのニーズに合うかを今後要検討
furuhashi.iconユーザーが入力した自身の属性やストーリーをチャートのデータに追加でき、チャートのサンプルを100からどんどん増やしていく→属性に偏りが生じるので何らかの補正する?
Fukushima masayo.icon
mtokura.iconの感想
いろいろ触ること自体がおもしろい
所得と満足度の遷移がわかるといいなと思う
所得低いのに満足度高い、なぜ?が出てくると次につながる?
→特定のマーカーにピン留めできると、特定の人に注目して追跡できるかも
満足度高低、所得高低が縦軸のとき、高いものが上の方がわかりやすいかなと思った
→これはやってみますyuiseki.icon
(他の人の感想がここに並ぶ)
直近であると良さそうと思ったデータ
yuiseki.icon
総資産
銀行預金
金融資産
不動産
etc
高齢者ほど所得が少ないが、資産はあったりするはず…
学歴
そもそもターゲットが学生であるなら必要に思う
正規雇用か非正規雇用か
良い仕事につかないとと思っている人に別の視点を与えるなら必要に思う
婚姻状況
結婚しないとと思っている人はとても多い印象
所得が無くても満足度が高いのは配偶者だからなのでは?とか調べたい
(他の人が直近で追加してみたいと思ったデータがここに並ぶ)
データ構造の検討
いまあるデータの構造
code:people.csv
id,age,sex,job,income,name,address,satisfaction
これが100行ある
データについて考えていることyuiseki.icon
データさえあれば、いまの可視化UIに加えるのは、割と容易にできる
データ収集や分析や組み立てのほうがボトルネックになる可能性がある 逆に、もっとデータが無かったら、見た目を作り込むくらいしかやることがない
次元が増えると無理が生じる予感がする
すべてを100行に圧縮するので、統計を正確に反映できなくなるのでは?
100にしたときの主成分だけが残る?yuiseki.icon 完全なデータがないため歪みが生じるのは避けられないが、どの程度なら許容できる?furuhashi.icon
属性(次元の数)を増やしすぎない
ペルソナを作らない方がいいのか、ペルソナのポップアップ属性で出るだけならいいのか、全属性を軸としてチャート表示すると明らかにおかしいチャートにならないか
100人のペルソナに全属性を割り当て、それをもとに任意の軸で切り出すやり方だと、公表されているグラフと大きく乖離する場合が生じる。
切り出す2軸(3軸)はできるだけ正確に分布を表示する
ペルソナ選択時の軸以外の属性は、軸の情報をもとに確率的に生成する。(毎回変わる)
ペルソナを固定して決めるのは、あちらを立てればこちらが立たずで、手作業で決めるにしても恣意性が入り再現性がなく公表しにくい。
軸の選択を変えるごとにペルソナが生成される(変わる)ので、軸をまたがったペルソナの追跡はできない。
どうやって100個にまとめて見せているのか?を知りたい
もし試行錯誤の結果、結局同じ形になるとしても、再現性を持たせたい なるべく生に近い、シンプルな構造のデータを集めたい
(可能であれば権利的に問題ないかということも把握したい)
データそのものも、データ分析・データ組み立ての手法も、オープンにしたい
他の人に協力してもらったり、他の人がマネしたり、といった広まりのためにも必要だと思う
こういう次元もあれば良いのにと思う人が、自分自身で収集して追加する作業をある程度できる
学生自身でもできるかもしれない
データ持ってますという人や組織に、こういうフォーマットで提供してくれませんかと頼みやすくなる
米国が100人の村だったらとか、東京都が100人の村だったらとかを作りたいと思う人が現れるかもしれない
勝手に改善してくれる人も現れるかもしれない
100個の円以外の可視化を試してくれるとか
こうしたいという提案
各次元のマスターが100行、各次元ごとに1:1のペアで100行になっているデータをつくる
いまのUIでは4次元を操作できるので、各次元のペアがあれば、そこから100個の円を生成できる、はず
ペアがまだない次元はUIで選択できなくする
データ収集に協力して下さい的なメッセージを出す
データを増やす場合は…
masterに1x100行のCSVを追加する
各ディレクトリに2x100行のCSVを追加する
両方向のデータが有っても良いけど、基本的に行が少ない方の次元を集めたい
多様性を見せたいんだったら次元の少ない側の解像度を上げるべきだから
現状をこの構造にするとしたら…
master
age.csv
sex.csv
job.csv
income.csv
data/age/
code:age/sex.csv
age,sex
code:age/job.csv
age,job
code:age/income.csv
age,income
data/sex/
code:sex/age.csv
sex,age
code:sex/job.csv
sex,job
code:sex/income.csv
sex,income
data/job/
code:job/age.csv
job,age
code:job/sex.csv
job,sex
code:job/income.csv
job,income
data/income
code:income/age.csv
income,age
code:income/sex.csv
income,sex
code:income/job.csv
income,job
次回のSocial Hack Dayで何をやるのか考える
やるべきことyuiseki.icon
3分のプロジェクト紹介で…
新インクルーシブチャートのデモを見せる
「これに追加するデータをみんなで集めて分析して組み立てています!協力お願いします!」
ハッカソンの流れ…
を記入してもらう(10分くらい?)
現状の新インクルーシブチャートを触ってもらう(10分くらい?)
気付いたことと追加したいと思ったデータをScrapboxに書き出してもらう(20分くらい?)
データを集めて分析して組み立てる
役割分担
データ集めToDo
白取さんがやっているデータ分析と組み立ての様子を画面共有して見せてもらってScrapboxに手順書にする?
→SHDでワークショップ的にできないか
可視化開発ToDo
y軸に関しては、既に単純作業で次元を追加できるようにしてある
x軸も単純作業で次元を追加できるようにしたい
データを扱うためのメタデータの持ち方を検討する必要がある
JSONファイルいじるくらいでカスタマイズできると良いかもしれない
GitHubでForkして他の人でもGitHub Pagesで公開できるようにしたい
データ構造案このデータ構造はボツyuiseki.icon
code:people.csv
age,gender,
nationality,hometown,residence,
friends,
education,
job,income,disposableTime,
married,divorced,children,households,
friends,
disability,disabilityGrade,
comment
code:people.d.ts
export type People = {
// 年齢
age: number;
// 性別
gender: string;
// 国籍
nationality: string;
// 出身地
hometown: string;
// 居住地
residence?: string;
// 友人の数
friends?: number;
// 教育
education?: string;
// 職業
job?: string;
// 収入
income?: number;
// 可処分時間
disposableTime: number;
// 結婚した?
married?: boolean;
// 離婚した?
divorced?: boolean;
// 子供の数
children?: number;
// 世帯人数
households?: number;
// 障害の有無
disability?: string;
disabilityGrade?: number;
comment?: string;
};